臨床雑誌内科≪月刊≫
どんと来い,肺がん診療〜それぞれの立場で患者を支えるために〜(Vol.135 No.2)2025年2月号
- 商品説明
特集
どんと来い,肺がん診療 それぞれの立場で患者を支えるために
企画:立石知也
[Chapter 1]
肺がんup to date:どんと来い,最新の診断と治療
切除不能肺がんの治療ラインの流れ 「肺癌診療ガイドライン2024年版」を踏まえて 久金 翔・清家正博
[Tea Break]TTF‒1(−)肺がん 桐生辰徳
通常診療における遺伝子検査の進め方 コンパニオン診断薬,がんゲノムプロファイリング検査 渡邊広祐・鹿毛秀宣
EGFR遺伝子変異/ALK融合遺伝子陽性非小細胞肺がんの治療選択 丹生谷究二郎・蜥J典子
[Tea Break]EGFRエクソン20挿入変異 高倉敏彰
比較的まれな遺伝子異常の治療 ROS‒1,MET,KRAS,RET,HER2,NTRK 安田浩之・M邊健多
肺がんにおけるがんゲノムプロファイリングの現状と展望 出光玲菜・善家義貴
術前治療と病理学的完全奏効(pCR) 堀之内秀仁
術後放射線療法 佐田諭己・鈴木秀海
[Tea Break]微小残存病変(MRD)解析の今後 唐崎隆弘
小細胞肺がんの治療
[Chapter 2]
肺がん治療に伴う全身症状:どんと来い,他科症状・他科疾患
肺がん治療中に出会う他科症状にはどのようなものがあるか 立石知也
[呼吸器領域]薬剤性肺炎@(抗がん薬) 青野純典
[呼吸器領域]薬剤性肺炎A(免疫チェックポイント阻害薬) 田中志樹 ほか
[脳神経領域]頭痛,麻痺,認知機能低下 肺がんに伴う中枢神経症状 後藤貴子・三浦義治
[整形外科領域]局所痛,しびれ 神田裕太郎・角谷賢一朗
[耳鼻咽喉科領域]嗄声,嚥下障害 藤崎綾衣子・上羽瑠美
[内分泌領域]免疫チェックポイント阻害薬による薬剤性の内分泌機能障害 岩間信太郎
[皮膚科領域]薬剤性皮膚障害 竹之内辰也
[循環器領域]がん薬物療法の心血管有害事象(CTR−CVT) 坂東泰子
[消化器領域]薬剤性大腸炎,薬剤性の下痢 浜本康夫
[消化器領域]薬物性肝障害および肝炎 免疫介在性有害事象を中心に 丸木雄太
[腎臓領域]薬剤性腎障害 酒井 瞳
[Chapter 3]
まれな肺がんのtopics:どんと来い,希少がん
胸部SMARCA4欠損未分化腫瘍 新野祐樹
肺カルチノイド 戸田嶺路・川上正敬
[鼎 談]
高度に専門化する肺がん診療にどんと構えるために チーム医療,共同意思決定,薬の選び方
立石知也[司会]・田中健介・池田 慧
[連載]
医療の不確実性に向き合う 不明・複雑・変わりゆく病状,正解がわからないときにどう対応するか
第2回 ケース@:慢性疲労症候群と思ったら 徳増一樹
内科医のための睡眠外来入門
CASE 7.「寝ているときに無意識に動いているかもしれません」 立石知也
イメージで捉える呼吸器疾患
第25回 急性膿胸「急に息苦しさと胸の痛みを感じるようになりました」 皿谷 健
Focus On
高血圧の温泉療法プログラム 山崎 聡
[投稿]
Photo Report
肺塞栓症をきたしたびまん性大細胞型B 細胞性リンパ腫(DLBCL)の1 例 河合将尉
症例
胸水貯留を契機に診断された神経線維腫症1 型に伴う悪性末梢神経鞘腫瘍の1 例 岩本和馬
動画
【お知らせ】本号に掲載されている「比較的まれな遺伝子異常の治療 ROS‐1,MET,KRAS,RET,HER2,NTRK」についてご案内いたします。
本稿のSummaryに「KRAS遺伝子G12C変異陽性のNSCLCに対して,sotorasib,adagrasibが承認されている」との記載がございますが、2025年1月現在、adagrasibは米国では承認されているものの、日本では未承認です。本文中ではその点について明記しておりますが、Summaryの表現により誤解を招く可能性がございました。
読者の皆様に正確な情報をお伝えするため、ここに訂正とご案内を申し上げます。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。