雑誌

臨床雑誌内科≪月刊≫

肝臓病学の未来(Vol.123 No.5)2019年5月号

ウイルス性肝炎から脂肪肝と肝がんの時代へ

発行年月 : 2019年5月
判型 : B5

在庫品切れ・重版未定

定価2,860円(本体2,600円 + 税)


  • 主要目次

特集
肝臓病学の未来−ウイルス性肝炎から脂肪肝と肝がんの時代へ

≪特集のねらい≫
 実地医家のためのこれからの肝臓病学 芥田憲夫
≪Overview:肝疾患の動向≫
 肝炎ウイルスキャリアと患者数の動向 田中純子
 肝がん背景の動向:増加する非B非C肝がん 建石良介・小池和彦
 脂肪肝は怖い病気なのか 角田圭雄ほか
≪C型肝炎≫
 最新ガイドラインの要点整理:高齢社会のC型肝炎診療 是永匡紹
 診断のポイント:肝発がんリスク症例を絞り込むためには 森川賢一ほか
 治療のポイント:直接作用型抗ウイルス薬(DAA)併用療法をいかに使いこなすか 阪森亮太郎
 HCV排除は肝がんを抑制するのか:外来でのフォローはどうするか 榎本大ほか
 HCV患者をいかに拾い上げるか−佐賀県における残された課題と取り組み 磯田広史ほか
≪B型肝炎≫
 最新ガイドラインの要点整理:高齢社会のB型肝炎診療 小関至
 診断のポイント:肝発がんリスク症例を絞り込むためには 松居剛志
 治療のポイント:インターフェロン,核酸アナログをいかに使いこなすか 森奈美ほか
 核酸アナログ治療は肝がんを抑制するのか 川中美和
 一般診療で見落とされやすいHBV再活性化現象 飯尾悦子・田中靖人
 HBs抗原消失を目指した創薬 疋田隼人
≪NAFLD/NASH≫
 かかりつけ患者の2型糖尿病をみたらどうするか 多田俊史ほか
 診断のポイント(1):各種検査,肝生検の位置づけ 米田正人ほか
 診断のポイント(2):肝発がんリスク症例を絞り込むには 近藤泰輝ほか
 治療のポイント:治療の基本は食事療法と運動療法 白木亮
 糖尿病治療のインパクト 山口寛二ほか
 アルコール摂取量が脂肪肝に与えるインパクト 今一義
 サルコペニアは脂肪肝でも重要 神谷俊次ほか
 腸内細菌は脂肪肝に影響するのか 阿部雅則
 期待される新薬 田中直樹ほか
≪肝がん≫
 遺伝子検査から肝発がんリスクを診断する 肝細胞がんに関連したゲノム異常(蓄積された知見と今後のリキッドバイオプシーへの展望) 村岡優ほか
 肝がん治療も飲み薬の時代に 川村祐介
 今後期待される薬物療法 佐藤俊輔ほか
≪座談会≫
座談会
 肝がん最大の原因ウイルスHCV撲滅の時代に,これからの肝臓病学に期待されること
  芥田憲夫(司会)・梅村武司・厚川正則・小木曽智美

[連載]
・プライマリーケア医のがんの診かた 〜かかりつけ患者さんのがんと共にたたかうために〜
 第11回 かかりつけ患者さんに対するがんの支持療法:よくあるケースを知っておこうその(4) 公平誠
・CONFERENCE ROOM
 結核性腹膜炎の治療7ヵ月後に呼吸不全で死亡した透析例 東京都健康長寿医療センターCPC

【Book Review】
 神経変性疾患ハンドブック−神経難病へのエキスパート・アプローチ 柳澤信夫
 脊髄小脳変性症・多系統萎縮症診療ガイドライン2018 清水夏繪

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