洋書

Pathology Survival Guides, Series 1

Vol.10: Survival Guide to Thoracic Pathology

著者 : S.Mukhopadhyay & M.Cecchini
出版社 : INNOVATIVE SCIENCE PRESS LLC
ISBN : 979-8-9867435-0-9
ページ数 : 385pp.
出版年 : 2023年

在庫あり

定価35,387円(本体32,170円 + 税)

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胸部病理学が扱う標本には小さな生検から大きな切除検体まで、さまざまな種類が含まれる。生検は肺、縦隔、胸膜で行われるが、これらの検体の種類や部位に対するアプローチは、それぞれ多少異なる。この微妙な違いを知ることは、胸部病理学において正確な診断をするために有用である。例えば、小さな生検標本での肺癌の検査は、分子検査で使用する十分な材料を確保するため、組織の保存に焦点を当てるべきだ。しかし、組織の保存は大きな切除標本では懸念されることはない。また、凍結切片においても、診断上の問題は永久標本におけるものとは全く異なることが多い。本書では、各部位や標本の種類ごとに、重要な原則や用語、指導事項が関連付けられており、状況に応じた診断に役立てることができる。各章は疾患別ではなく、標本の種類別に構成されており、さまざまな種類の標本に対する検査と診断のための実践的な洞察を提供している。その結果、いくつかの診断名は本書で複数回登場することになるが、極力重複を避け、標本の種類に応じた診断を行い、関連する詳細に焦点を合わせている。

本書は、胸部病理学の分野を6つの章に分けて解説している。第1章では、小生検を取り上げている。病変組織が微小である可能性があり、組織の保存が重要視される症例の診断と報告の仕方を中心に解説している。第2章では、胸部の凍結切片の報告方法について解説する。第3章では、切除標本に焦点を当て、肺癌や腫瘤性病変を報告する際の注意点を解説する。第4章では、経気管支肺生検や外科的肺生検で一般的に診断される、あるいは切除標本の背後に見られる非腫瘍性肺疾患について、実践的なアプローチを紹介する。第5章では、中皮腫と類似腫瘍を含む胸膜標本へのアプローチについて述べる。第6章では、縦隔で発生する膨大な種類の病変に対処するためのヒントを紹介する。

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