柔道整復
外科学概論改訂第4版
監修 | : 公益社団法人全国柔道整復学校協会 |
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編集 | : 炭山嘉伸 |
ISBN | : 978-4-524-26475-9 |
発行年月 | : 2012年4月 |
判型 | : B5 |
ページ数 | : 254 |
在庫
定価6,270円(本体5,700円 + 税)
- 商品説明
- 主要目次
- 序文
柔道整復師国家試験出題基準に沿って、外科学の要点をわかりやすく整理したテキスト。総論では外科学の必要最小限の内容を平易に解説し、各論では代表的な疾患をあげて、写真・図・表を主体に簡潔に記述している。今改訂では外科学の進歩を取り入れるとともに内容をより精選した。
総論
外科学とは
1.損傷
2.炎症と外科感染症
3.腫瘍
4.ショック
5.輸血、輸液
6.消毒と滅菌
7.手術
8.麻酔
9.移植と免疫
10.出血と止血
11.心肺蘇生法
各論
12.脳神経外科疾患
13.甲状腺・頸部疾患
14.胸壁・呼吸器疾患
15.心臓・脈管疾患
16.乳腺疾患
17.腹部外科疾患
索引
本書は、1993年4月に初版を刊行し、1998年2月に改訂第2版、2006年4月に改訂第3版を刊行した。
改訂第3版においては、EBM(Evidence Based Medicine:根拠に基づいた医療)やインフォームド・コンセントが広く徹底されてきたことや、外科領域での大きな変化として内視鏡手術が普及してきたことなど、その他医療を取り巻く環境の変化、進展に対応するよう改訂を図った。
今版においては、全国柔道整復学校協会の要請により、柔道整復師養成課程の学生が対象であることをより意識して、外科学領域のミニマムエッセンスをまとめた内容となることをめざして改訂作業を行った。
具体的には、症状や診断法、また外傷などの記述を充実させる一方で、整形外科学、解剖学、生理学など他科目との重複や詳細な術式などを圧縮し、学生に求められる知識量に配慮した内容とした。また記述内容が今日の医療現場に即しているかどうか点検・見直しを行って、当該領域における新知見・情報を盛り込み全体をアップデートした。
書名のとおり「外科学概論」となるよう、これまでの詳細な記述を見直すとともに、記述に軽重をつけ、より学習しやすい教科書となったと思われる。
本書が、学生の皆様の資格取得と、日常の診療に大いに活用していただけることを希望するものである。
最後に、本書の改訂にあたり、執筆の労をお執りいただいた筆者の先生方に御礼申し上げる
2012年2月
学校法人東邦大学理事長
炭山嘉伸