所見の書き方がまねできる腹部超音波検査レポート実例集改訂第2版
監修 | : 久直史 |
---|---|
著 | : 土居忠文 |
ISBN | : 978-4-524-25803-1 |
発行年月 | : 2015年6月 |
判型 | : 新書 |
ページ数 | : 246 |
在庫
定価3,520円(本体3,200円 + 税)
- 商品説明
- 主要目次
- 序文
初学者、研修医をはじめ対象から支持されている、“腹部超音波検査レポートの実際の書き方”がよくわかる好評書が改訂。症例数が74から93とさらに充実。超音波画像とシェーマ(ガイドポスト)を見開きで見やすく構成。本書を“まねて”レポートを作成するうちに、病変に特徴的な所見の書き方のコツも自然に身につく。ケースファイル、所見用語リストとしても役立つ一冊。
■総論
チェックリスト
一般的なチェック項目
有所見の記載
肝臓超音波所見のポイント
胆嚢超音波所見のポイント
胆管超音波所見のポイント
膵臓超音波所見のポイント
脾臓超音波所見のポイント
脾門部超音波所見のポイント
腎臓超音波所見のポイント
消化管超音波所見のポイント
■各論
Case1 脂肪肝(軽度)
Case2 脂肪肝(中等度)
Case3 脂肪肝(高度)
Case4 脂肪肝(中等度)
Case5 不均一脂肪肝
Case6 慢性肝炎・リンパ節腫大
Case7 肝硬変
Case8 肝硬変
Case9 肝硬変・門脈血栓症
Case10 肝硬変・側副血行路
Case11 肝細胞癌
Case12 肝細胞癌(高エコー型)
Case13 肝内胆管癌(胆管細胞癌)
Case14 転移性肝腫瘍(大腸癌)
Case15 転移性肝腫瘍
Case16 限局性結節性過形成
Case17 肝血管腫
Case18 肝嚢胞
Case19 多発性肝嚢胞
Case20 ポルフィリン症
Case21 肝膿瘍
Case22 肝内石灰化
Case23 肝内結石
Case24 胆道気腫
Case25 うっ血肝
Case26 肝内門脈−肝静脈吻合
Case27 肝外門脈閉塞症
Case28 胆石
Case29 胆石
Case30 急性胆嚢炎
Case31 気腫性胆嚢炎
Case32 慢性胆嚢炎
Case33 胆泥
Case34 胆嚢コレステロールポリープ
Case35 胆嚢腺筋腫症
Case36 胆嚢癌
Case37 胆管癌
Case38 総胆管結石症
Case39 先天性胆管拡張症
Case40 急性膵炎
Case41 慢性膵炎
Case42 浸潤性膵管癌
Case43 島細胞腫瘍
Case44 膵嚢胞
Case45 膵粘液性嚢胞腺癌
Case46 膵管内乳頭粘液性腫瘍(主膵管型)
Case47 膵管内乳頭粘液性腫瘍(分枝型)
Case48 脾腫・副脾
Case49 脾リンパ管腫
Case50 脾膿瘍
Case51 脾梗塞
Case52 脾悪性リンパ腫
Case53 脾血管腫
Case54 胸水
Case55 慢性腎不全
Case56 腎結石
Case57 腎石灰化
Case58 腎細胞癌
Case59 腎血管筋脂肪腫
Case60 腎嚢胞
Case61 傍腎盂嚢胞
Case62 多発嚢胞性腎異形成
Case63 多発性嚢胞腎
Case64 ナットクラッカー現象
Case65 腎動脈狭窄
Case66 尿管癌
Case67 尿管瘤
Case68 副腎腫瘍
Case69 副腎腫瘍・肝転移
Case70 腹部大動脈瘤
Case71 大動脈解離
Case72 Leriche症候群(大動脈閉塞症)
Case73 回盲部リンパ節腫大
Case74 胃癌
Case75 胃粘膜下腫瘍
Case76 肥厚性幽門狭窄症
Case77 十二指腸潰瘍
Case78 腸閉塞(イレウス)
Case79 腸重積症
Case80 急性虫垂炎
Case81 大腸憩室周囲炎
Case82 大腸癌
Case83 癌性腹膜炎
Case84 腹壁瘢痕ヘルニア
Case85 膀胱癌
Case86 膀胱沈殿物
Case87 膀胱肉柱形成
Case88 前立腺腫大
Case89 前立腺癌
Case90 子宮体癌
Case91 子宮筋腫
Case92 卵巣嚢腫
Case93 停留精巣
参考文献
索引
改訂第2版序
本書の初版は2005年10月に上梓され、幸い、多くの読者を得ることができました。著者として読者の皆様に感謝申し上げます。
上梓以来9年が経過し、検査技師が実施する超音波検査はさらに増加しています。検査室で所見の書き方が確立されている施設では、所見書きの苦労は少ないと思いますが、そうでない検査室では、所見書きに少なからず苦労されているのではないでしょうか。そこで、総論に消化管を、各論に症例を追加し、第2版を出版することになりました。本書をヒントに各施設に合ったかたちにアレンジしていただき、所見の書き方の参考になることを願っています。また、症例集としても活用していただければ幸いです。
2015年4月
土居忠文