鍼灸師・柔道整復師のための局所解剖カラーアトラス改訂第2版
編集 | : 北村清一郎/熊本賢三 |
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ISBN | : 978-4-524-25072-1 |
発行年月 | : 2012年3月 |
判型 | : A4 |
ページ数 | : 250 |
在庫
定価9,900円(本体9,000円 + 税)
- 商品説明
- 主要目次
- 序文
鍼灸・柔道整復の臨床に即した、“鍼灸師・柔道整復師のための”局所解剖カラーアトラス。各部位の肉眼解剖と代表的な経穴を掲載。経穴と解剖学的構造との関係が一目で分かる。今版からは判型を拡大し、図を大きく掲載。解剖写真を大幅に見やすくした。見開きの構成で、「剖出される過程」が視覚的にさらに分かりやすくなった。
第1章 体表領域別にみた局所解剖構造
後頸部
肩甲上部
脊柱部
腰部
顔面
前頸部と外側頸部
前胸部と側胸部
前腹部と側腹部
上肢帯と上腕
前腕と手
仙骨部と殿部
大腿後面と下腿後面
大腿前面と下腿前面
足背と足底
足背
足底
皮膚およびその下層の組織像−主要経穴間での比較−
第2章 主要関節の局所解剖構造
肩関節とその周辺
肘と手の関節
股関節
膝の関節
足の関節
第3章 特殊鍼法に必要な局所解剖学の知識
頸動脈洞刺鍼
頸部交感神経節刺鍼
腕神経叢刺鍼
後仙骨孔(八りょう穴)への刺鍼
殿部における坐骨神経への刺鍼
陰部神経への刺鍼
文中用語索引
図中解剖構造索引
1998年5月に『鍼灸師・柔道整復師のための局所解剖カラーアトラス』が発行されてから15年近くがたつ。以来8刷を重ねた。鍼灸学・柔道整復学の教育と臨床に多少でも貢献できたとすれば望外の喜びである。15年の年月は、著者である鍼灸師の方々の境遇を大きく変えたが、いずれの方も鍼灸師・柔道整復師界でめざましく活躍されている。私の誇りでもある。
今回の改訂内容は以下の通りである。
1。判型をB5判からA4判に大きくした。
2。判型の拡大に伴い、図をできる限り大きくし、また1ページに2枚を原則とした。
3。内容を大きく変えない範囲で、文章を少なくかつ平易にし、また活字も大きくした。
4。第1章は15項目、第2章は5項目、第3章は6項目からなるが、項目が変わらない限り、図中番号・記号は見開き2ページで‘通し’とした。
5。図中番号の入る用語は説明文中で初出の際には太文字とし、探しやすくした。
6。第3章の「特殊鍼法に必要な局所解剖学の知識」に関しては、一般的でない“眼窩内刺鍼”と“上頸神経節刺鍼”を削除した。
7。国際標準化に伴い、取穴法が改訂された(WHO/WPRO標準経穴部位)。本書は経穴の取穴法を『経穴概論』(‘医道の日本社’刊、1985年)によったため、本書で用いた取穴法を「本書における使用経穴の一覧表」として一覧表にまとめた。
8。索引は文中用語索引と図中解剖構造索引の二本立てとし、それぞれ‘用語の解説が知りたい時’と‘解剖構造の位置を知りたい時’に使えるように配慮した。
9。経穴に関しては、編者による取捨選択を行わず、索引との一部重複も厭わず、名称や図中記号が出てくる頁を、経穴毎に上記一覧表に記載した。
2012年2月
編集者代表 北村清一郎