患者さんのための腰椎椎間板ヘルニアガイドブック
診療ガイドラインに基づいて
編集 | : 日本整形外科学会診療ガイドライン委員会/腰椎椎間板ヘルニアガイドライン策定委員会 |
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ISBN | : 978-4-524-25014-1 |
発行年月 | : 2008年10月 |
判型 | : B5 |
ページ数 | : 78 |
在庫
定価1,320円(本体1,200円 + 税)
- 商品説明
- 主要目次
- 序文
腰痛の代名詞とも言える腰椎椎間板ヘルニアについて、患者さんやその家族の方を対象に分かりやすく解説するガイドブック。医師向けガイドラインに基づいて、病気の成り立ちや必要な検査、治療方法を紹介。腰や足の痛みがある人、診断を受けた患者さん・家族の方が抱く疑問に対してQ&A形式でイラストとともに分かりやすく解説した。
第1章 腰のしくみと腰椎椎間板ヘルニアに関する基本的な話
「ヘルニア」の語源と椎間板ヘルニアの意味は
第2章 腰椎椎間板ヘルニアと職業・スポーツ・生活習慣との関係/自然経過
第3章 腰椎椎間板ヘルニアのための診察・検査
どんな症状がある時に、腰椎椎間板ヘルニアを疑って病院を受診すべきですか
第4章 腰椎椎間板ヘルニアの治療
保存療法にはどのようなものがありますか
手術療法はどうですか
どのような場合に手術を考える必要がありますか
整形外科は、骨、関節、背骨、筋肉、神経など運動器の病気や怪我を治療対象としています。運動器は体を動かすための器官です。したがって、その病気や怪我は体を動かせない、歩けないなどということになり、日常生活が大変不自由になります。
日本整形外科学会では運動器の病気や怪我について質の良い医療を皆様に提供できるよう、平成14年以来、特に頻度の多い病気や怪我を選び、その「診療ガイドライン」をつくってまいりました。「診療ガイドライン」は、日本を含め世界中で行われてきた研究の成果や専門医の意見をまとめたもので、医師向けに書かれたものです。
今回、この「診療ガイドライン」をもとに、患者さんや患者さんのご家族のための解説書「ガイドフック」を作成することといたしました。皆様からよくお聞きする質問への答え、また医師側から皆様にせひ知っておいていただきたい事柄も書くようにいたしました。
皆様が、病気や怪我についで情報が必要な時、この「ガイドブック」がお役にたてば幸いです。
日本整形外科学会はこれからも運動器の病気や怪我に対して、質の良い医療を提供できますよう努力してまいります。
2008年9月
日本整形外科学会理事長
中村耕三