PT・OT基礎固めヒント式トレーニング 臨床医学編改訂第3版
編集 | : ヒントレ研究所 |
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ISBN | : 978-4-524-23497-4 |
発行年月 | : 2024年3月 |
判型 | : B5変判 |
ページ数 | : 640 |
在庫
定価4,950円(本体4,500円 + 税)
- 商品説明
- 主要目次
- 序文

日頃の学習において,知識・用語の記憶を定着させ,“答え”を思い出しやすくするトレーニングができるテキスト.PT・OT共通の臨床医学系科目の重要ポイントおよび国試の出題傾向を踏まえた書き込み式の解説・図表と,一問一答問題の繰り返しで,定期試験対策に加え国試へのスムーズな準備ができる.今版では「一問一答問題でチェック」の〇×問題をwebで解ける!学習の到達度確認に最適で日ごろの学習から国試対策まで,さらに役立つ参考書へとパワーアップ!
第1章 内科学
①循環器疾患
Ⅰ.心疾患
Ⅱ.血管疾患
Ⅲ.血圧の異常
②呼吸器疾患
Ⅰ.換気障害
Ⅱ.低酸素血症
Ⅲ.呼吸不全
Ⅳ.息切れの分類
Ⅴ.慢性閉塞性肺疾患(COPD)
Ⅵ.その他の呼吸器関連疾患
③消化器疾患
Ⅰ.消化管疾患
Ⅱ.肝疾患
④代謝性疾患
Ⅰ.糖尿病
Ⅱ.脂質代謝異常
Ⅲ.メタボリックシンドローム
Ⅳ.高尿酸血症(痛風)
Ⅴ.その他の代謝異常
⑤内分泌疾患
Ⅰ.ホルモンの異常
⑥腎・泌尿器疾患
Ⅰ.腎疾患
⑦血液疾患
Ⅰ.血友病
Ⅱ.貧血
Ⅲ.白血病
⑧免疫・アレルギー疾患
Ⅰ.免疫系の異常
Ⅱ.免疫不全
Ⅲ.アレルギー
Ⅳ.膠原病(RA以外)
⑨感染症
Ⅰ.感染症
⑩腫瘍・がん
Ⅰ.腫瘍とは
Ⅱ.脳腫瘍
⑪廃用症候群・加齢
Ⅰ.廃用症候群
Ⅱ.加齢の影響
⑫薬物療法
Ⅰ.薬物療法(精神疾患を除く)
第2章 神経内科学
①神経症候学
Ⅰ.高次脳機能障害
Ⅱ.運動麻痺
Ⅲ.感覚障害
Ⅳ.その他の症候
②神経疾患各論
Ⅰ.脳血管障害
Ⅱ.頭部外傷
Ⅲ.大脳皮質の変性(認知症)
Ⅳ.脳性麻痺
Ⅴ.大脳基底核の変性
Ⅵ.脊髄小脳変性症(SCD)
Ⅶ.筋萎縮性側索硬化症(ALS)
Ⅷ.脱髄性疾患
Ⅸ.その他の神経疾患
③筋疾患
Ⅰ.神経原性筋萎縮と筋原性筋萎縮
Ⅱ.筋疾患(ミオパチー)
第3章 整形外科学
Ⅰ.骨折
Ⅱ.骨粗鬆症
Ⅲ.関節リウマチ(RA)
Ⅳ.変形性関節症
Ⅴ.末梢神経損傷
Ⅵ.脊髄損傷
Ⅶ.脊椎疾患
Ⅷ.膝関節障害と評価方法・症状
Ⅸ.小児整形外科
Ⅹ.熱傷
第4章 リハビリテーション概論
Ⅰ.リハビリテーション概論
Ⅱ.障害分類
Ⅲ.日常生活活動
Ⅳ.クリニカルパス
Ⅴ.インフォームド・コンセント
Ⅵ.個人情報保護法
Ⅶ.EBM(evidence-based medicine)
第5章 臨床心理学
Ⅰ.防衛機制
Ⅱ.転移・逆転移
Ⅲ.心理検査
Ⅳ.心理療法
Ⅴ.記憶
Ⅵ.学習・動機づけ
Ⅶ.発達
Ⅷ.病前性格論
Ⅸ.障害受容
Ⅹ.心理学者とその業績
第6章 精神医学
①症状
Ⅰ.基本症状
②主な疾患
Ⅰ.精神疾患の分類
Ⅱ.統合失調症
Ⅲ.気分障害
Ⅳ.神経症性障害と心身症
Ⅴ.ストレス関連障害と適応障害
Ⅵ.生理的障害と身体的要因に関連した行動症候群
Ⅶ.パーソナリティ障害(人格障害)と行動異常
Ⅷ.精神遅滞(知的障害)と心理的発達障害
Ⅸ.てんかん
Ⅹ.物質依存
Ⅺ.自殺
Ⅻ.精神科薬物療法
その他
Ⅰ.評価
参考図書
索引
─本書の特徴と使い方
理学療法士や作業療法士になるためには,解剖学や生理学,運動学,病理学,臨床医学など,膨大な範囲を勉強しなければなりません.これらの教科書は合計で20冊くらいにはなるでしょう.
それぞれの教科書には,理学療法士・作業療法士に必要な内容が網羅されているはずです.もちろん,国家試験に出題されないような難しい内容も含まれています.
「国家試験は,1年生のときからコツコツと勉強を続けていけば大丈夫」などと正論を言われても,取り組める人はごくわずかでしょう.
理学療法士・作業療法士の養成課程では,がんばって勉強しても記憶できない,成績が上がらないという悪い結果を何度も経験します.「このような膨大な量を勉強しなければ理学療法士・作業療法士になれないのか」と思うたびに憂鬱な気持ちになります.がんばらなきゃいけないと思っていても勉強が手につきません.まさに,悪循環です.
これは個人のやる気の問題ではありません.人の行動の基本原理からくる問題です.そのように脳ができているのです.
