教科書

柔道整復

柔道整復学・理論編改訂第7版

監修 : 公益社団法人全国柔道整復学校協会
編集 : 公益社団法人全国柔道整復学校協会・教育支援委員会教科書部会
ISBN : 978-4-524-23318-2
発行年月 : 2022年3月
判型 : B5
ページ数 : 502

在庫あり

定価7,920円(本体7,200円 + 税)


  • 商品説明
  • 主要目次
  • 序文

柔道整復師養成教育の根幹となる教科書の改訂版.今改訂では内容の再確認を行うとともに解説順を整理し,より使い勝手のよい教科書となった.

第T章概説
 1.柔道整復術および柔道整復師の沿革
  A.沿革
  B.柔道整復師と柔道
  C.柔道整復術の現代的意義
 2.業務範囲とその心得および柔道整復師倫理綱領
  A.業務範囲と心得
  B.柔道整復師倫理綱領
第U章総論
 1.人体に加わる力
 2.損傷時に加わる力
  A.損傷時の力
  B.損傷時の力の種類
  C.損傷時の力に影響を与える要素
 3.痛みの基礎
  A.痛みの種類
  B.痛みのメカニズム(運動器)
  C.急性疼痛と慢性疼痛
  D.痛みの評価
  E.痛みへのアプローチ
 4.各組織の損傷
  4-1.骨の損傷
  4-2.関節の損傷(捻挫,脱臼)
  4-3.筋の損傷
  4-4.腱の損傷
  4-5.末梢神経の損傷
 5.診察
  A.診察時の注意点
  B.診察手順の概説
  C.診察の時期による分類
  D.治療計画の作成
  E.施術録の扱いと記載
 6.治療法
  6-1.整復法
  6-2.固定法
  6-3.後療法
  6-4.指導管理
 7.外傷予防
  7-1.第一段階
  7-2.第二段階:早期発見,早期治療
  7-3.第三段階
第V章各論
 1.骨折
  1-1.頭部,体幹の骨折
  1-2.上肢の骨折
  1-3.下肢の骨折
 2.脱臼
  2-1.頭部,顔面の脱臼
  2-2.上肢の脱臼
  2-3.下肢の脱臼
 3.軟部組織損傷
  3-1.頭部,体幹の軟部組織損傷
  3-2.上肢の軟部組織損傷
  3-3.下肢の軟部組織損傷
参考文献
付録
 解剖と機能
 注意すべき疾患
 関節可動域表示ならびに測定法
 臨床徒手検査法
 骨端核の発生と閉鎖
索引第T章概説
 1.柔道整復術および柔道整復師の沿革
  A.沿革
  B.柔道整復師と柔道
  C.柔道整復術の現代的意義
 2.業務範囲とその心得および柔道整復師倫理綱領
  A.業務範囲と心得
  B.柔道整復師倫理綱領
第U章総論
 1.人体に加わる力
 2.損傷時に加わる力
  A.損傷時の力
  B.損傷時の力の種類
  C.損傷時の力に影響を与える要素
 3.痛みの基礎
  A.痛みの種類
  B.痛みのメカニズム(運動器)
  C.急性疼痛と慢性疼痛
  D.痛みの評価
  E.痛みへのアプローチ
 4.各組織の損傷
  4-1.骨の損傷
  4-2.関節の損傷(捻挫,脱臼)
  4-3.筋の損傷
  4-4.腱の損傷
  4-5.末梢神経の損傷
 5.診察
  A.診察時の注意点
  B.診察手順の概説
  C.診察の時期による分類
  D.治療計画の作成
  E.施術録の扱いと記載
 6.治療法
  6-1.整復法
  6-2.固定法
  6-3.後療法
  6-4.指導管理
 7.外傷予防
  7-1.第一段階
  7-2.第二段階:早期発見,早期治療
  7-3.第三段階
第V章各論
 1.骨折
  1-1.頭部,体幹の骨折
  1-2.上肢の骨折
  1-3.下肢の骨折
 2.脱臼
  2-1.頭部,顔面の脱臼
  2-2.上肢の脱臼
  2-3.下肢の脱臼
 3.軟部組織損傷
  3-1.頭部,体幹の軟部組織損傷
  3-2.上肢の軟部組織損傷
  3-3.下肢の軟部組織損傷
参考文献
付録
 解剖と機能
 注意すべき疾患
 関節可動域表示ならびに測定法
 臨床徒手検査法
 骨端核の発生と閉鎖
索引

 柔道整復師学校養成施設指定規則が大幅に改正され,新カリキュラムのスタートに合わせた本書改訂第6 版の発刊から4 年が経ちました.このカリキュラム改正の背景には社会保障制度への理解や健康長寿社会へのニーズ,また国民から求められる倫理観などこれら環境の変化に対応できる質の高い柔道整復師を養成することにあります.当然のことながらカリキュラムは教育の根幹を成すものですが,現状は各学校が国家試験出題基準に沿って進めるに留まり,生徒の柔道整復師としての基本的な資質や能力を考えた時,学校間による差異が生じる懸念は拭えません.そこで我々(公社)全国柔道整復学校協会では,コアカリキュラム策定に向けた検討を始めるとともに,この一環として本書がコアカリキュラムの標準に位置づけられるよう精査し,加えて令和2年に実施した当会教科書に対するアンケートに寄せられた意見を基に,以下のとおり第7 版として改訂いたしました.
  1.症状に対する治療法のうち「実技編参照」としていた箇所に治療法を加筆した.
  2.症状に対する治療法のうち,医師に委ねるべきものは「参考」とした.
  3.これまで使用していた「亜急性」という表記を「蓄積性」に変更した.
  4.第V章各論の掲載順について,従来通り各部位における骨折・脱臼・軟部組織損傷の並びに戻すとともに,解剖と機能,注意すべき疾患を巻末に記載した.
 遡れば1964 年に初の柔道整復術の教科書として発行された「柔道整復理論」から本書に至るまで実に半世紀以上もの間,柔道整復学を学ぶ者の必携書として活用されており,米田一平先生の「随時内容の改訂を行って,柔道整復学の教育に最良であり,しかも信頼される教科書に仕上げていくことを心から念じている」というお言葉どおり,今後も時代に応じた使いやすさを追求しながら,後進育成に貢献できるよう諸先輩方の情熱を引き継いでいきたいと思います.
 最後になりましたが齊藤秀樹教育支援担当理事はじめ,三澤圭吾教科書部会長,西巻英男教科書副部会長,教科書部員の皆様におかれましては業務多忙の中スピード感を持って改訂作業に取組んでいただきましたこと,また会員校の皆様には貴重なご意見を多数賜りましたこと心よりお礼申し上げます.そして,株式会社南江堂をはじめとする関係各位に感謝し改訂の序文といたします.
令和4 年1 月
公益社団法人全国柔道整復学校協会
会長 谷口和彦

9784524233182