医療情報技師能力検定試験過去問題・解説集2024
編集 | : 一般社団法人日本医療情報学会医療情報技師育成部会 |
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ISBN | : 978-4-524-21079-4 |
発行年月 | : 2024年4月 |
判型 | : B5判 |
ページ数 | : 348 |
在庫
定価3,520円(本体3,200円 + 税)
正誤表
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2024年10月25日
第1刷
- 商品説明
- 主要目次
- 序文
保健医療福祉分野の専門職や,医療情報システムの企画・運営管理職をめざす人のための医療情報技師能力検定試験対策の必携書.医療情報技師能力検定試験の2018〜2019年度,2021〜2023年度の5年分の試験問題(約800問)と,そのすべての解答・解説を収載した.学習効率の高い試験対策本というだけでなく,参考書としても最適な一冊.
日本医療情報学会 第21回医療情報技師能力検定試験(2023年度)
日本医療情報学会 第20回医療情報技師能力検定試験(2022年度)
日本医療情報学会 第19回医療情報技師能力検定試験(2021年度)
日本医療情報学会 第17回医療情報技師能力検定試験(2019年度)
日本医療情報学会 第16回医療情報技師能力検定試験(2018年度)
解答と解説
日本医療情報学会では医療情報に関する専門人材として『医療情報技師』を育成しており、医療情報技師に求められる能力を検定するための試験を行っている。医療情報技師として求められる能力は、「医学・医療」、「情報処理技術」および「医療情報システム」の3領域の知識と技術で体系づけられており、医療情報技師育成部会のホームページに到達目標(GIO・SBOs)を掲載している。
医療情報技師は「保健医療福祉の質と安全の向上のために、医療の特質をふまえ、最適な情報処理技術を用い、医療情報を安全かつ適切に管理・活用・提供することができる保健医療福祉分野の専門職」として、診療業務をよく理解し、1)情報処理技術の業務改善への活用を担える、2)医療情報の安全で適切な管理を担える、3)診療データの利活用を担えることが期待されている。さらに、実際に医療現場で活躍していくためには、他職種との意思疎通をはかるコミュニケーション力、他職種と協力して対応できる力および部門間や職種間の調整をできる能力【医療情報技師の3C:Communication, Collaboration, Coordination】が必要とされる。
わが国は、現在、医療分野の情報化が進められており、特に2022年秋には医療DX(デジタルトランスフォーメーション)推進本部が内閣に設置され、「全国医療情報プラットフォームの創設」「電子カルテ情報の標準化等」「診療報酬改定DX」などの施策が推進されているところである。このような最近の状況のなかで、診療業務をよく理解して、医療情報基盤の整備からデータ利活用の実践までを担える能力を有する人材は、医療機関や企業などにおいて、今後ますます必要になるであろう。
医療情報技師能力検定試験を受検する方は医療機関に所属する医療従事者、企業の技術者、大学生や専門学校生など多岐にわたり、2003年の育成事業の開始から2023年の第21回医療情報技師能力検定試験までに累計26,963名を認定してきた。本書を活用して、多くの方が医療情報技師能力検定試験に合格し、医療情報技師として活躍されることを願っている。
2024年3月
一般社団法人日本医療情報学会医療情報技師育成部会