Diagnostic Pathology: Endocrine, 2nd ed.

Amirsys社による「病理診断学」シリーズの1冊，内分泌の改訂第2版． 内分泌の病理診断トップ125を紹介する． 内分泌病理学のあらゆる領域において必要不可欠な知識が満載で，甲状腺，副甲状腺，脳下垂体，副腎，膵臓，皮膚，遺伝性腫瘍症候群などを網羅． 高画質な画像を2,400点以上も掲載． 画像には，詳細な解説を加えた臨床像，肉眼像，組織像，特殊染色像などがあり，診断時に重要となる内分泌疾患の特徴を示す． 今版では内分泌腫瘍のWHO新分類を反映させ，近年判明した同腫瘍の遺伝的要因や治療の変更点などを含め，内容全体をアップデートした． また，新たにEFVPTC（Encapsulated Follicular Variant of Papillary Thyroid Carcinoma：被嚢性乳頭癌濾胞亜型）を取り上げる． これに伴い，新カテゴリとしてWHO分類に採用されたNIFTP（Noninvasive Follicular Thyroid Neoplasm with Papillary-like Nuclear Features：乳頭癌様核を有する非浸潤性甲状腺濾胞性腫瘍），褐色細胞腫および傍神経節腫に関する遺伝子的な発見，甲状腺に関するIgG4関連疾患の最新情報を紹介する．