Goodman & Gilman's Manual of Pharmacology &

本書の特色

本書は薬物をまず臓器系から構成しクラス別や疾患別に扱った簡潔で信頼できる手引書である．『グッドマン＆ギルマン薬物治療の基礎，第12版』から派生した最新のテキストであり，医学薬理学の原則と薬物治療に焦点をあて，さらにすべての主要な薬物クラスを網羅している．
情報量はポケット薬物ガイドよりも多く，次のような内容をカバーしている：一般原則，神経薬理学，心臓血管・肺・腎機能の調節，炎症・免疫修飾と造血，ホルモンとホルモン拮抗薬，消化機能に影響を与える薬物，微生物疾患の化学療法，腫瘍性疾患の化学療法，環境毒物学を含む特殊系薬理学．
本書は薬物療法と薬物作用のメカニズムを考慮しながら主要な臓器系と病原体の生理学と病態生理学を解説している．重要な情報を強調・補足しまとめた，新たなフルカラーのデザインの豊富な表，チャート，そしてイラストが盛り込まれており，薬物作用と相互作用の知識が必要ないかなる場面でも必要不可欠の書籍となっている．看護学，薬学，医学を学ぶ学生にとって簡潔で信頼できるテキストとなるであろう．